児童期の脳育と食生活

和食のパワー

日本人の基本的な食事「和食」

和食には様々な栄養素がバランス良く含まれています。しっかりとした食事を取ることで子供成長に大きな役割を果たしてくれます。

•子供の成長には、食品をバランスよくとり、さまざまな栄養素を摂取することが望ましいです
•食事を定期的にとるということは生活にリズムを安定させ心と体の安定につながります
•朝ご飯を食べる事で頭のスイッチが入り勉強がはかどります
•よく噛む事でボケ防止や唾が出る事で虫歯予防にもなります

食生活だけではありません!

脳育(のういう)つまり幼少期の脳の成長には
「睡眠」も大切な要素です。

•背を伸ばすのに重要な成長ホルモンは眠りについてすぐの深い睡眠の時に出ます
•睡眠は記憶の整理や精神の安定に大切です
•日本人は世界でも睡眠時間が短い民族です
•太陽が昇ったら起きて日が沈んだら寝るという事が大切です

「理想の睡眠時間」
・1〜3歳 12〜14時間
・4〜6歳 10〜13時間
・7〜12歳 10〜11時間
・13〜18歳 8〜9時間

食事・睡眠そして大事なのは「遊び」

•5~8歳頃(プレ・ゴールゴールデンエイジ)に神経型が一気に発達します
•脳をはじめとして体中の神経が成長する大事な時期です
•テレビゲームでは神経は発達しません!
•5感をフルに使う事で神経はより発達します
•運動をしない子供は姿勢が悪い、覇気がない、集中力がない、疲れやすい、すぐ骨折するといったことがおきます

 

「参考」

幼少期に摂取すると良い栄養と豊富な食品

「カルシウム」

•乳製品(牛乳、ヨーグルト、チーズなど)
•海産物(わかめ、しらす干し、ワカサギ、干しえび、うなぎなど)
•野菜(小松菜、切干大根、大根菜、野沢菜、チンゲン菜など)
•大豆製品、ごま(豆腐、油揚げ、納豆、ごまなど)

「マグネシウム」
•木綿豆腐 
•牡蠣(かき)・カツオ
•アーモンド
•ほうれん草
•大豆・インゲン豆・落花生

「亜鉛」
•牡蠣(かき) 
•納豆
•和牛もも肉・豚レバー・豚もも肉
•ほたて

「タンパク質」

•肉類(豚肉、牛肉、鶏肉など)
•魚類(マグロ、カツオ、ブリ、サンマ、クルマエビなど)
•たまご・豆類(豆腐など)
•乳製品(牛乳、チーズなど)


これら食品以外にもビタミン・ミネラル・炭水化物などバランス良く食事から摂取することが大切です。材料を見ても分かる通り私たち日本人が日頃口にする食品ばかりです。
和食中心の食生活は子供成長にはとても適しているといえるでしょう。